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OH! MY 神様

視えるようになった娘との日々のやり取りや、それを取り巻く家族の状況を備忘録として記しています
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義父のこと

年末で義母と一緒にお正月の準備をしていると話題はいつも亡くなった義父の事になる。

義父は新潟から上京し、板金で生計を立てていた。自分が眠るお寺も、猿が現れた神社も銅板を使った部分の修繕は義父がしていたので、見上げると面影を感じる。

20代でお弟子さんも数名抱えていて、義母は毎日大量の食事を用意していたようだ。

私が主人と結婚してからのお正月は、義父の家に義姉の家族たちが集結し、テーブル上にはこれでもかというぐらいにカニが並んだ。イクラも大量買いで子ども達は遠慮なくイクラ丼を食べていた。その様子を見ながら日本酒を飲むのが一番の楽しみであった。

最後のお正月はベットの上でだったが、自分はあまり食べられないのに、みんなが食べて騒ぐ姿をみて喜んでいた。立派だったお腹周りはどこへやら、全身ガリガリになり、性格も丸くなっていた。

亡くなる前日、出掛けた義母の代わりに留守番をしている時に、私の目をじっと見て「ありがとうな」と言ってくれた。いろいろあったが、ガンを患ってからの方が私たちの関係は良くなっていたのは事実だった。最後に聞いたその言葉は純粋に嬉しかった。

義父が亡くなり、困ったのは多くの作業道具の片付けだった。銅板の切れ端、我が家を新築した時に残った半端な資材も大工さんからもらっていたらしく、出るわ出るわ、どうしよう~状態だった。

ノコギリ類も大量で、一番困ったのは 銅板折り曲げ機 という馬鹿デカい代物。男手5.6人でやっと移動するような代物でこれが置かれてれていたのが我が家の1階をかなり占拠している元作業場で現在は困った物置となっている場所。

処分してもらうのにも数十万と聞き、半ば諦めていた時に板金工業組合から「東北で津波に工具を流された職人さんの為に何か送れる物がないか?」という連絡。聞けば多くの職人さんが工具を流されて困っているそうだ。この折り曲げ機も欲しいとおっしゃる。

我が家にとってはこの上ない朗報だ。被災地の方で活かされるならば、義父もきっと喜ぶであろう。

板金工業組合さんでトラックも用意してくださり、お弟子さん2人も駆け付けてくれ、近くの材木屋さんがフォークリフトを貸してくださり、とありがたいご縁が繋がって義父の道具類は新しい使い手さんの元へと旅立って行った。

あれからもう2年と数か月。あの工具たちはどんな職人さんに使ってもらっているのだろうか?義父の魂はきっとそれらも見守っているのだろうな…。


義父の大好きなおせち料理はクワイだったが値段が高騰しているらしく近所のスーパー、八百屋さんでは見つからず、義母がちょっと寂しそうだった。が、ちょっと遠出して買い出しに行ったところに見つけました。義母に届けたら喜んでいた。我が家のお正月にはクワイが欠かせない。

おとうさん、良かったね。今年もクワイがお供え出来ます。

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12月3日で思い出すこと

12月3日

1999年の12月3日 仙台に住んでいた時のことを思い出す。
娘の3か月検診の日だった。その日の仙台は最高気温が4度という寒い日だった。雪も降ってきていた。

検診を終えて、街を歩いている時にその方と偶然出会った。乙武洋匡さんだった。「五体不満足」がベストセラーとなり、時の人となっていた時だった。

乙武さんは一人で雪の降る中を移動中だった。そして私が駆け寄るよりも早く下校中の小学生に見つかり、取り囲まれそうな勢いだった。

幸いまだ雪は積もっていなかったので、乙武さんは電動車椅子を巧みに操作してその小学生に追いかけられる形ではあったが上手く逃げていた。素敵な笑顔をふりまきながら…

「器の大きな方だなぁ」そう感心した。興味本位で付いてくる小学生達を相手にあんな笑顔を見せるなんて、私だったら出来ただろうか?そんな事を思ったのを覚えている。

既に「五体不満足」は読んでいたので、一方的ではあるが感動的な出会いだった。幼い長男の手を引き、娘を抱っこしながら出会えた事に感謝していた。二男はこの時お腹の中に宿ったばかりだった。

数年後、乙武さんは先生となっていた。納得できた。あの笑顔はどんな困難にも立ち向かって行ける、そんなパワーを持っていると感じている。

いつまでも自分らしく光輝く人生を歩んでいただきたいと思います。





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